CTI製品比較20選!失敗しないシステム選定、費用や機能等も

コールセンターを運営する企業にとって、激化する市場競争の中で、顧客体験の向上と生産性の向上は、企業の持続的な成長に不可欠です。

この記事では、CTIシステムの基本から、コールセンターシステムとの違い、導入メリット、失敗しない選び方、そして主要なCTI製品20選まで、企業担当者様がCTIシステム導入を成功させるために必要な情報を網羅的に解説します。

目次

1.CTIシステムとは?コールセンターでの重要性

CTIシステムの導入は、コールセンター業務の効率化と顧客対応品質の向上に大きく貢献します。

オペレーターの負担を軽減し、スムーズな情報共有や迅速な応対を可能にするため、多くの企業で導入が進んでいます。

ここでは、CTIシステムの基本的な仕組みと、コールセンターにおける重要性について詳しく解説します。

機能名概要
クリックコール画面上の電話番号をクリックするだけで発信
着信ポップアップ着信と同時に顧客情報を表示
電話機操作オペレーターの状況に応じた着信振り分け
他システム連携CRMなどと連携し、顧客情報管理やデータ入力を効率化(特にアウトバウンド)

これらの機能により、オペレーターの業務効率化や顧客対応品質の向上が実現され、コールセンターの重要性が高まる中で、より高度な顧客対応が可能になります。

2.CTIシステムの基本機能と役割

CTIシステムは、電話とコンピューターを連携させることで、コールセンター業務の効率化と顧客対応の質を同時に高める仕組みです。
オペレーターの作業を支援し、顧客情報の共有や自動応答などを可能にすることで、現場全体の生産性を向上させます。
ここでは、CTIシステムの主要な機能と、それぞれが果たす役割について具体的に見ていきます。

コールセンター業務を効率化する機能

CTIシステムは、コンピューターと電話を連携させることで、コールセンター業務の様々な側面を効率化します。

主な効率化機能としては、以下のようなものがあります。

着信時の情報表示

入電と同時に顧客情報や過去の対応履歴が画面に表示されるため、オペレーターはすぐに顧客の状況を把握し、スムーズな対応が可能

自動発信(プレディクティブダイヤリングなど)

リストに基づいて自動で発信を行い、つながった電話だけをオペレーターに接続します。これにより、手作業での発信や不通への対応時間が削減されます

通話の自動録音

全ての通話が自動で録音されるため、後から聞き返して内容を確認したり、教育に活用したりできます。議事録作成の手間も省けます

ACD(着信呼自動分配機能)

入電を事前に設定されたルール(スキル、待ち時間など)に基づいて最適なオペレーターに自動で振り分けます。これにより、入電の偏りをなくし、効率的なオペレーターの稼働を実現します

これらの機能により、オペレーターの作業負担が軽減され、より多くの顧客対応が可能になります。

顧客満足度を高める機能

CTIシステムには、お客様の満足度向上に貢献する代表的な機能として、以下のものが挙げられます。

機能名概要
ポップアップ機能電話着信と同時に、発信元のお客様情報(氏名、購入履歴、問い合わせ履歴など)をPC画面に自動表示します。オペレーターはお客様をお待たせすることなく、状況をすぐに把握して適切な対応が可能です。
IVR(自動音声応答)お客様からの入電に対し、自動音声で応答し、用件に応じて適切な窓口へ自動的に振り分けます。これにより、お客様は待ち時間なくスムーズに目的の部署に繋がります。また、よくある質問への自動対応も可能です。
スクリーントランスファー(画面転送)オペレーターが対応中に、別のオペレーターやスーパーバイザーに電話を転送する際、対応中の顧客情報やPC画面の内容も一緒に転送できます。これにより、お客様は同じ説明を繰り返す必要がなくなり、スムーズな引継ぎが実現します。
通話録音機能お客様との通話内容を全て録音します。これにより、後から通話内容を確認できるため、聞き漏らしや誤解を防ぎ、正確な情報に基づいた対応が可能になります。また、オペレーターの応対品質向上にも役立ちます。

これらの機能により、お客様は「待たされない」「同じ話を何度もせずに済む」「スムーズに解決できる」といった体験を得られ、結果として顧客満足度の向上に繋がります。

データ分析・レポート作成機能

CTIシステムには、コールセンターの運営状況を把握し、改善につなげるためのデータ分析・レポート作成機能が備わっています。

この機能を使うことで、以下のような様々なデータを自動で収集・集計し、レポートとして可視化できます。

  • 着信数、架電数
  • 平均応答時間、平均処理時間
  • 放棄呼数、応答率
  • オペレーターごとの稼働状況、応対件数

これらのレポートを確認することで、業務のボトルネックを発見したり、オペレーターのパフォーマンスを評価したりすることが可能です。

通話録音データと連携させることで、実際の応対内容とデータを紐付けて詳細に分析することも可能です。AIによる音声認識機能を持つシステムと連携すれば、通話内容のテキスト化も行え、より効率的な分析が可能になります。

これらのデータ分析とレポートは、コールセンター全体の効率化やサービス品質の向上、ひいては顧客満足度の向上に不可欠な要素となります。

他システム(CRM等)との連携機能

CTIシステムは、単体でも多くの機能を持っていますが、他のシステムと連携することで、さらにその能力を発揮します。特に、CRM(顧客情報管理)システムとの連携は、コールセンター業務において非常に重要です。

CRMシステムと連携すると、以下のような機能が利用できます。

顧客対応履歴登録

顧客との応対結果を履歴として残し、対応漏れ防止や業務フロー改善に役立てます。

顧客情報検索機能

氏名や電話番号などから顧客情報を素早く検索し、対応時間の短縮や応対品質の向上につなげます。CTI連携により、着信と同時に顧客情報をポップアップ表示することも可能です。

CRM連携の主なメリットは以下の通りです。

メリット詳細
サービス・商品の改善顧客の声を分析し、真に求められるサービスや商品を把握できます。
適切な対応蓄積された折衝情報を参照し、顧客に合わせた最適な案内が実現します。
顧客満足度の向上待ち時間の短縮や適切な提案により、顧客の不満を軽減できます。
オペレーターのスキルアップ過去の応対履歴を参考にすることで、適切な回答スキルが身につきます。

CRM連携は、個々の顧客に焦点を当てた「One to Oneマーケティング」を推進し、顧客満足度を高める上で不可欠な機能と言えるでしょう。

3.CTIシステム導入のメリット

CTIシステムの導入は、コールセンター運営において「業務効率」「顧客対応品質」「コスト削減」の3つの側面で大きな効果を発揮します。

オペレーターが煩雑な作業から解放され、顧客に集中できる環境を整えることで、組織全体のパフォーマンスを高めることが可能です。

ここでは、導入による主なメリットを解説します。

オペレーター業務の効率化

コールセンターにおけるCTIシステムの最大のメリットの一つは、オペレーター業務の大幅な効率化です。人材不足が課題となる中で、オペレーターにかかる負荷を減らし、限られたリソースを最大限に活用するためにCTIは欠かせません。

具体的には、以下のような場面で効率化を実現します。

入電対応時

機能名概要効果
正確かつ迅速な顧客情報把握(ポップアップ)着信と同時に顧客情報を画面に自動表示。氏名や過去の対応履歴を即座に確認可能確認の手間を省き、スムーズな対応を実現
自動音声応答(IVR)よくある問い合わせを自動音声で案内。顧客が自分で解決できる仕組みオペレーターの対応件数を削減し、効率化を促進
着信呼自動分配(ACD)オペレーターのスキルや稼働状況に応じて入電を自動振り分け負荷の偏りを防ぎ、業務を平準化

架電対応時

機能名概要効果
クリックトゥコール画面上の電話番号をクリックするだけで発信可能。番号入力やかけ間違いのリスクを防止発信作業の手間を削減し、業務スピードを向上
オートコール顧客リストをもとにシステムが自動発信し、応答のあった通話のみオペレーターに接続手動発信の負担を軽減し、架電効率を大幅に改善
架電対象者のリスト管理架電リストを一元管理し、再架電対象や架電NG顧客の整理・振り分けを自動化顧客情報の更新・管理を効率化し、ミスを防止

これらの機能により、オペレーターは本来の業務である「顧客との対話」に集中できるようになり、全体の業務スピードと生産性が向上します。

顧客対応品質の向上

CTIシステムは、オペレーターの顧客対応品質を大きく向上させる仕組みを備えています。
代表的な機能とその効果は次の通りです。

機能名概要効果
顧客情報の瞬時表示着信と同時に、顧客の過去の通話履歴・取引履歴を自動表示顧客の状況をすぐに把握でき、どのオペレーターでも均一でスムーズな応対が可能
再架電リマインダー顧客からの再架電要望をシステムに登録し、指定時刻に通知架電漏れを防ぎ、顧客との約束を確実に守ることで満足度を向上

これらの仕組みにより、CTIシステムはオペレーターが顧客一人ひとりに寄り添う応対を実現し、サービス品質と信頼性を同時に高めます。

コスト削減・業務改善

CTIシステムは、コールセンター運営における人件費・システム費の最適化を通じて、コスト削減と業務改善を同時に実現します。
主な効果を以下の表にまとめます。

改善ポイント内容効果
対応時間の短縮顧客情報の自動表示により、聞き直しや確認作業を削減オペレーター1人あたりの処理件数を増加
呼配分の最適化ACD機能により、適切な担当者へ自動振り分け待ち時間を減らし、顧客満足度を向上
後処理の短縮応対内容を自動で記録・共有記録作業を簡略化し、作業効率を改善
システム連携CRMなど他システムとの連携で、重複入力を防止情報管理を一元化し、運用コストを削減
データ活用応対データを分析し、最適な人員配置を実現業務フローの見直しと生産性向上を促進

CTIの導入により、無駄な業務プロセスの削減や応対スピードの向上が進み、コールセンター全体のコスト最適化と品質向上を同時に達成できます。

4.CTIシステムの種類と選び方

CTIシステムの導入を検討する際は、自社の規模や業務内容に合ったタイプを選ぶことが重要です。

ここでは、両者の特徴を比較しながら、選定時のポイントを解説します。

クラウド型とオンプレミス型の比較

CTIシステムには、「クラウド型」「オンプレミス型」の2種類があります。
それぞれの特徴を理解し、自社の規模や目的に合った選択を行うことが重要です。

比較項目クラウド型オンプレミス型
コスト初期費用を抑えられ、月額課金制が中心。小規模運営に向く初期費用が高額になりやすく、保守・運用のランニングコストも発生
拡張性席数や回線数の増減が容易で柔軟性が高い機器スペックに依存し、拡張時は再調達が必要な場合も
通信品質ネットワーク環境に左右される場合がある自社環境で構築されるため、比較的安定している
導入期間サーバー構築不要で短期間導入が可能機器調達や設置工事に時間を要する
運用負荷ベンダー側が運用を担うため、管理者の負担が少ない運用・保守・アップデートを自社で行う必要がある

クラウド型は、導入スピード・柔軟性・運用負荷の軽さが特徴で、変動の多い中小規模コールセンターに適しています。

一方、オンプレミス型は、安定性・セキュリティ・カスタマイズ性を重視する大規模運営に向いています。

自社コールセンターの規模・形態に合わせた選定

CTIシステムを導入する際は、自社コールセンターの規模や業務形態に応じて最適なタイプを選定することが重要です。

【規模による選定の違い】

コールセンター規模特徴適したCTIシステム
小規模コールセンター初期費用を抑えて導入したい。必要最低限の機能で十分。クラウド型CTIシステム。導入が容易でコスト効率が高い。
大規模コールセンター多拠点運営や独自システム連携など、高度なカスタマイズが必要オンプレミス型CTIシステム。拡張性・安定性・セキュリティに優れる。

【業務形態による選定の違い】

業務形態特徴有効な機能適したCTIの種類
インバウンド型(受信業務)顧客からの問い合わせ・サポート対応が中心。IVR(自動音声応答)・ACD(自動着信分配)インバウンド型CTI
アウトバウンド型(発信業務)テレアポ・顧客フォロー・営業活動が中心。オートコール・プレディクティブ発信アウトバウンド型CTI

このように、小規模なら導入コストを抑えたクラウド型、大規模なら安定性・拡張性を重視したオンプレミス型が基本の選択軸となります。
また、業務内容に応じて、必要な機能を明確にし最適なタイプを組み合わせることで、より効率的なコールセンター運営が可能になります。

必要な機能の洗い出し

CTIシステムを導入する際は、自社の業務内容に本当に必要な機能を洗い出すことが重要です。
機能を明確にすれば、導入コストを抑えながら課題解決につながる最適なシステムを選定できます。

機能例主な目的詳細
ACD(着信呼自動分配)呼量分散入電をオペレーターのスキルや稼働状況に応じて自動的に振り分け、効率的な対応を実現
IVR(自動音声応答)一次応対自動音声ガイダンスにより、顧客が自ら目的の窓口に到達できる仕組み
ポップアップ機能顧客情報把握着信と同時に顧客情報を画面に表示し、迅速かつ的確な応対をサポート
CRM連携顧客情報活用顧客管理システムとの連携により、詳細な履歴や属性情報をリアルタイムに参照可能
通話録音品質管理通話内容を録音し、応対品質の向上やトラブル対応、研修に活用
着信履歴応対漏れ防止過去の対応状況を記録・管理し、折り返し漏れや対応抜けを防止

たとえば、入電数の多いセンターではACD・IVRが必須で、顧客対応品質を重視するセンターではポップアップ・CRM連携・通話録音が有効です。

自社の課題や目的を明確にしたうえで、「必要な機能だけを搭載した最適なCTIシステム」を選定することが成功につながります。

既存システムとの連携可否

CTIシステムを導入する際は、既存システムとの連携可否を必ず確認することが重要です。
特にCRM(顧客管理システム)SFA(営業支援システム)などをすでに運用している場合、連携の有無が業務効率に大きく影響します。

連携できない場合の課題内容
データ管理の手間増加顧客情報を手動で入力・更新する必要があり、オペレーターの負担が増大する
情報の一元管理が困難顧客データが複数のシステムに分散し、迅速な対応や正確な分析が難しくなる
業務効率の低下システム間のデータ連携がないため、ワークフロー全体が滞るリスクがある

スムーズな連携が実現すれば、通話履歴や対応記録が自動でCRMに反映され、顧客情報の一元管理・業務効率化・品質向上が可能になります。

5.主要CTI製品比較20選

(1)Cloud CTI&AI

引用:Cloud CTI&AI

Cloud CTI&AIは、株式会社STRARTSが提供するクラウド型CTIシステムです。AI技術を活用した高度な機能を備えており、コールセンター業務の効率化と応対品質の向上を実現します。

主な特徴は、AIによる音声認識や感情分析、全通話自動録音、リアルタイムモニタリングなどで、これらの機能により、オペレーターの負担軽減、応対の均一化、迅速な状況把握が可能になります。

また、フルカスタマイズに対応しており、自社の業務フローや規模に合わせた柔軟な運用が可能です。初期費用を抑えつつ、コストパフォーマンスに優れた料金体系を採用している点も特長です。

AIとクラウド技術を組み合わせたCloud CTI&AIは、データを活用した効率的な運営を目指すコールセンターに非常に有効なソリューション

料金こちらからお問い合わせできます
機能・フルカスタマイズ対応
・独自AIによる自動応答機能
・コストパフォーマンスに優れた透明な料金体系
所在地東京都港区南青山3-8-40青山センタービル2F
運営会社株式会社ストラーツ
詳細株式会社ストラーツ(公式HP)

(2)MiiTel(ミーテル)

引用:https://miitel.com/jp/

MiiTel(ミーテル)は、株式会社RevCommが開発した音声解析AI搭載のクラウド型CTIシステムです。

電話・Web会議・対面商談など、すべてのビジネス会話をAIが分析し、営業・カスタマーサポート・コールセンター業務を効率化します。

AIによる音声解析で「話す」「聞く」「振り返る」をデータ化し、成果につながるトークを可視化します。

属人化しがちな営業スキルや応対ノウハウを組織全体で共有でき、顧客対応品質の均一化と生産性向上を同時に実現します。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・音声解析、感情分析
・リアルタイム文字起こし
・CRM連携機能
所在地東京都渋谷区渋谷1-3-9 ヒューリック渋谷一丁目ビル7階
運営会社株式会社RevComm
詳細公式HP

(3)BIZTEL(ビズテル)

引用:https://biztel.jp/service/

BIZTEL(ビズテル)は、株式会社リンクが提供する国内シェアNo.1のクラウド型テレフォニーサービスです。

オフィス・店舗・在宅など場所を問わず利用でき、コールセンターやビジネスフォン、モバイル内線化など、企業の多様な働き方を支える通信インフラを実現しています。

API連携によるCRMやSFAとの自動連携にも対応しており、業務効率化・応対品質向上・災害時のBCP対策までを包括的にサポートします。

製薬・金融・小売・製造など幅広い業界で採用され、2,000社を超える導入実績を誇ります。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・CTI/コールセンター機能
・モバイル・内線化機能
・API連携機能
所在地東京都港区北青山 2-14-4 アーガイル青山 14階 / 15階
運営会社BIZTELは株式会社リンク
詳細公式HP

(4)Genesys Cloud CX(ジェネシス クラウド シーエックス)

引用:https://www.genesys.com/ja-jp

Genesys Cloud CX(ジェネシス クラウド シーエックス)は、Genesys社が展開するAIベースのクラウド型CX(顧客体験)プラットフォームです。

世界100か国以上の企業に導入されており、顧客と従業員のあらゆる接点を一元的に管理・最適化することで、顧客満足度と業務効率の両立を実現します。

クラウドネイティブな設計により、俊敏な導入・拡張が可能で、AIが顧客ニーズを予測し、最適な応対を自動で提案します。

セキュリティ面でもTLS・AES-256暗号化を採用し、堅牢な通信環境を確保しています。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・AIと自動化
・オムニチャネル管理
・ワークフォースエンゲージメント管理
運営会社Genesys社
詳細公式HP

(5)AmeyoJ(アメヨージェイ)

引用:https://ipsism.co.jp/domestic-telecom/AmeyoJ/

AmeyoJ(アメヨジェイ)は、株式会社IPSが展開するコールセンター運営用のオールインワンCTIシステムです。

世界4,000社以上の導入実績を持ち、音声通話の制御に強みを持つCTI機能を中心に、CRM連携や自動応答など、コールセンター業務に必要な機能を一体的に構築できます。

開発拠点のインドは、英語圏向けのBPO(コールセンター受託業務)の集積地として知られ、AmeyoJはそのノウハウを活かして設計されています。

AIによる自動書き起こしやSNS連携、チャットボットとの統合にも対応し、企業のマルチチャネル対応を強力にサポートします。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・CTI・通話制御機能
・CRM連携機能
・AI/チャット連携
所在地東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル8階
運営会社株式会社アイ・ピー・エス
詳細公式HP

(6)InfiniTalk(インフィニトーク)

引用:https://www.jms-united.co.jp/infinitalk

InfiniTalk(インフィニトーク)は、ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社(JMS)が展開する音声通信プラットフォーム型のCTIシステムです。

400社・10,000席以上で利用されており、ACD・IVR・通話録音・レポート・モニタリングといったコールセンター運営に必要な機能をワンストップで提供しています。

クラウド版とオンプレミス版の両方を展開しており、最短2営業日で導入可能なスピードと、席数・回線数をリアルタイムに増減できる柔軟性を兼ね備えています。

また、CRM・SFA・SMSなどとのAPI連携に対応しており、顧客対応の品質向上や業務効率化をサポートします。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・自動振り分けや自動音声応答
・通話録音・レポート機能
・外部システム連携
所在地東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル23F
運営会社ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社(JMS)
詳細公式HP

(7)ソクコム(SOKCOM)

引用:https://sokucom.cloud/function/

ソクコム(SOKCOM)は、Foonz株式会社が展開するクラウド型コミュニケーションプラットフォームです。

電話・SMS・IVR(自動音声応答)など、顧客との多様な接点を1つのシステム上で統合管理できる点が特徴です。

コールセンターや営業部門、サポートデスクなど、あらゆる業種・業務形態に対応し、導入企業は250社を超えています。

クラウド完結型のため工事は不要で、最短3営業日で導入可能。UI/UXにもこだわり、誰でも使いやすい設計となっています。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・架電、受電機能(PBX・IVR・プレディクティブコール)
・着信ポップアップ、録音文字化・要約機能、モニタリング機能
・SMS送信、メール・FAX機能、API連携によるCRM/SFAとのデータ統合
所在地神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目6-3
運営会社Foonz株式会社
詳細公式HP

(8)ComDesk(コムデスク)

引用:https://comdesk.com/function

Comdesk Lead(コムデスクリード)は、株式会社Widsleyが展開する国内唯一の「IP回線×携帯回線併用型CTIシステム」です。

900社以上・25,000ID超の導入実績を持ち、インサイドセールスやコールセンターなど、幅広い業種・業務形態に対応しています。

携帯回線を活用することで、ネット環境に左右されない高音質通話と携帯番号(090/080/070)での発信を実現しています。

これにより、折り返し率が平均20%向上、通話コストを約70%削減するなど、高い成果を上げています。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・架電・受電機能(PBX・IVR・プレディクティブコール)
・着信ポップアップ、録音文字化・要約機能、モニタリング機能
・SMS送信、メール・FAX機能、API連携によるCRM/SFAとのデータ統合
所在地東京都渋谷区東3-9-19 VORT恵比寿maxim 3階
運営会社株式会社ワンマーケティング
詳細公式HP

(9)CallConnect(コールコネクト)

引用:https://www.callconnect.jp/feature/tel

CallConnect(コールコネクト)は、株式会社fonfun(東証スタンダード上場)が展開するクラウド型コールセンターシステムです。

工事不要・即日導入が可能で、インターネット環境とPC、ヘッドセットがあればすぐに運用を開始できます。

(050・0800・0120)などの電話番号を取得でき、在宅勤務やテレワークにも柔軟に対応しています。

CRM連携・自動録音・分析レポートなど、サポート業務やインサイドセールスに最適な機能を備えており、3,000社以上の企業で導入され、月間30万件以上の通話処理・継続率97.5%を誇ります。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・架電・受電機能(クラウドPBX、IVR、転送、内線機能)
・通話メモ、録音、自動文字変換、応答率や通話時間のレポート機能
・CRM連携(HubSpotなど)、Slack連携、通話履歴の自動反映
所在地東京都渋谷区笹塚2-1-6 JMFビル笹塚01 6階
運営会社株式会社fonfun(フォンファン)
詳細公式HP

(10)Knowledge Suite(ナレッジスイート)

Knowledge Suite(ナレッジスイート)は、ブルーテック株式会社(BlueTec Inc.)が展開する国産オールインワン型SFA/CRMクラウドサービスです。

営業支援(SFA)・顧客管理(CRM)・グループウェアを一体化し、企業の「営業DX」と「働き方改革」を同時に推進します。

導入企業は全国で多数、グッドデザイン賞・クラウドアワード「ベストイノベーション賞」などを受賞しています。

ユーザー数無制限で利用できる料金体系により、スタートアップから大企業まで幅広く採用されています。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・営業支援(SFA)、顧客管理(CRM)、グループウェアの統合管理
・メール配信、Webフォーム生成、AI分析機能
・API連携、セキュリティ対策
所在地東京都港区虎ノ門三丁目18番19号 UD神谷町ビル7階
運営会社ナレッジスイート株式会社
詳細公式HP

(11)MediaCalls(メディアコールズ)

引用:https://mediaseries.medialink-ml.co.jp/mediacalls/reasons/functions.php

MediaCalls(メディアコールズ)は、メディアリンク株式会社が開発・提供するコールセンター向けIP-PBX(音声テックCTI)です。

CTI・ACD・IVR・通話録音・レポート機能を標準搭載したオールインワン型コールセンターシステムとして、中〜大規模のコンタクトセンター運営を低コストで効率化します。

オンプレミス型・ハーフクラウド型・フルクラウド型の3形態から選択でき、拠点の拡張やエージェント数の増減にも柔軟に対応しています。

導入後もWeb管理画面から即時設定変更が可能で、日本人の感覚に合ったわかりやすい操作性が特長です。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・架電、受電機能(IP-PBX/CTI/ACD/IVR)
・通話録音、レポート、モニタリング機能
・外部サービス連携、柔軟な導入形態
所在地東京都港区芝5-31-17 PMO田町5F
運営会社メディアリンク株式会社
詳細公式HP

(12)BlueBean

引用:https://www.bluebean365.jp/function/

BlueBean(ブルービーン)は、株式会社ソフツー(SOFTSU Co.,Ltd.)が開発・運営するクラウド型CTIコールセンターシステムです。

「必要な時に、必要なだけ」をコンセプトに、5ライセンス・日割り計算から利用可能な柔軟な料金体系を採用しています。

契約期間の縛りがなく、短期運用から大規模拡張まで対応できるスケーラブルな構成が特徴です。

インバウンド・アウトバウンド両業務に対応し、300社以上/10,000ライセンス超の導入実績を誇ります。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・インバウンド機能
・アウトバウンド機能
・CRM連携
所在地東京都中央区築地1丁目13-14 NBF東銀座スクエア7F
運営会社株式会社ソフツー
詳細公式HP

(13)MOBI VOICE(モビボイス) – 株式会社モビルス

引用:https://mobilus.co.jp/case

MOBI VOICE(モビボイス)は、モビルス株式会社が展開するAIボイスボットです。

音声認識×生成AIで意図を理解し、24時間365日の自動応答や折り返し予約の受付、FAQ誘導までを電話だけで完結します。

API連携により本人認証・在庫照会・予約管理などの業務処理も自動化できます。

モビルス製品とあわせた運用で、応答率向上/ACW短縮/あふれ呼対策を実現します。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・AI自動応答、高度シナリオ
・運用、分析基盤
・記録、連携強化
所在地東京都品川区東五反田2丁目22番9号 住友不動産大崎ツインビル西館9階
運営会社モビルス株式会社
詳細公式HP

(14)OSORA(オソラ)

引用:https://scene-live.com/osora/function/

OSORA(オソラ)は、株式会社Scene Liveが展開するインバウンド特化のクラウドPBX/CTIです。

クラウド前提の設計で、拠点・在宅を問わず短期間で導入可能です。

IVR×ACD×柔軟なシナリオで入電を最適配分し、待ち呼の圧縮/取り次ぎの最小化/BCP対応までワンストップに支えます。

既存のCRMやチャットツールとも連携でき、情報共有とデータ管理を一体運用にできます。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・入電制御、自動化
・教育、品質管理
・分析、連携
所在地大阪府大阪市中央区備後町3-4-1 EDGE備後町 9階
運営会社株式会社Scene Live (シーンライブ)
詳細公式HP

(15)CallKeeperDX(コールキーパーディーエックス)

引用:https://www.fusodentsu.co.jp/service/callkeeperdx.html

CallKeeperDX(コールキーパーディーエックス)は、扶桑電通株式会社が提供する電話着呼管理システムです。

既存の電話設備を活かしつつ、複数機器の機能を統合してシンプルに構成できるのが特徴です。

クラウド環境やオンプレミス環境のいずれにも対応し、低コストで導入可能です。

着信履歴の自動記録・応答状況の可視化・外線/内線連携による通話管理など、日々の電話業務を効率化します。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・着信管理(発着信履歴・未応答リスト自動生成)
・通話録音/再生・メモ共有機能
・顧客情報ポップアップ・CRM連携対応
所在地東京都中央区築地5-4-18 汐留イーストサイドビル
運営会社扶桑電通株式会社
詳細公式HP

(16)CTI-Adapter(シーティーアイ アダプター)

CTI-Adapter(シーティーアイ・アダプター)は、株式会社アイ・ピー・エス(IPS, Inc.)が開発・運用する統合型CTIソリューションです。

IPSは日本およびフィリピンを拠点に通信インフラ事業を展開しており、CTI-Adapterはその通信基盤を活かして、コールセンターや営業部門の効率化・データ連携強化を実現します。

クラウド型PBXと柔軟なAPI構成により、既存のCRM・SFA環境へ容易に統合でき、在宅や複数拠点での利用にも対応しています。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・架電、受電機能
・顧客応対支援
・外部システム連携
所在地東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル8階
運営会社株式会社アイ・ピー・エス
詳細公式HP

(17)ArmZ Cloud

ArmZ Cloud(アームズクラウド)は、扶桑電通株式会社が提供する未来志向型クラウドPBXサービスです。

スマートフォンやPCを内線端末として活用し、ハイブリッドワーク時代に適した通信環境を構築できます。

音声の暗号化と高音質な通話を両立し、クラウド上での安全・安定した内線運用を実現します。

従来のオンプレPBXからの移行も容易で、オフィス・在宅・外出先を問わず同一環境で発着信が可能です。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・クラウドPBX機能
・スマホ、PC対応アプリによる高音質VoIP通話
・管理ポータルによる内線設定変更、権限管理
所在地東京都中央区築地5-4-18 汐留イーストサイドビル
運営会社扶桑電通株式会社
詳細公式HP

(18)Twilio Flex(トゥイリオ フレックス)

引用:https://www.twilio.com/ja-jp/products

Twilio Flex(トゥイリオ・フレックス)は、Twilio Inc.が展開するクラウド型コンタクトセンタープラットフォームです。

音声・SMS・チャット・WhatsAppなどの全チャネルを一元管理し、リアルタイムデータと生成AIを活用して顧客対応を最適化します。

Zendesk・Salesforce・ERPなど外部システムとも連携でき、既存環境を置き換えずに導入可能です。

数日で概念実証(PoC)を構築できる柔軟性と、世界水準のCX(顧客体験)改善実績が特徴です。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・オムニチャネル対応
・AI、自動化支援
・CRM/ERP連携
運営会社Twilio Inc.
詳細公式HP

(19)Dialpad(ダイアルパッド)

引用:https://www.dialpad.com/jp/ai-customer-communications-platform/

Dialpad(ダイヤルパッド)は、米国DIALPAD, Inc.が展開するAI搭載型クラウドコミュニケーションプラットフォームです。

音声通話、ビデオ会議、チャット、コンタクトセンター運用を一元化し、営業・サポート・社内連携を効率化します。

自社開発の大規模言語モデル(LLM)を活用した「Dialpad Ai」が、リアルタイムで会話を解析し、要約やインサイト提供、コーチング支援を行います。

世界70ヵ国以上で導入され、10億件超のAI通話データをもとに高精度な対話分析を実現しています。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・クラウドPBX、UC機能
・AI自動化機能
・CRM/SFA連携
運営会社DIALPAD, Inc
詳細公式HP

(20)Call Center Cloud by KDDI

引用:https://biz.kddi.com/service/genesys-cloud/

Cloud Calling for Genesys Cloud CX は、KDDIが提供する Genesys Cloud 向けのクラウド電話回線サービスです。

拠点側の固定回線・音声GW・Edge 機器が不要になり、フルクラウド構成で0AB-J/050の番号利用と番号ポータビリティに対応しています。

回線納期を数か月→数週間へ短縮し、東京/大阪の両リージョンで運用できます。

着信課金(0120/0800)もセットで手配でき、KDDIの通話録音・転送・SMS配信など周辺サービスと組み合わせて、国内向けの本格コンタクトセンター基盤を短期で立ち上げ可能です。

料金お問い合わせでご確認ください
機能・番号ポータビリティ対応
・通話録音連携
・転送・一括転送などのBCP系オプション
所在地東京都新宿区西新宿2丁目3番2号
運営会社KDDI株式会社(英文名称:KDDI CORPORATION)
詳細公式HP

6.失敗しないCTIシステム選定のポイント

CTIシステムを導入する際は、機能や価格だけで判断せず、自社の業務課題や運用体制に合わせた選定が重要です。
目的を明確にし、サポート品質や費用対効果、トライアルでの実用性などを総合的に確認することで、導入後の失敗を防げます。
ここでは、CTIシステムを選ぶ際に押さえておきたい主要なポイントを解説します。

導入目的の明確化

CTIシステムの導入では、最初に「なぜ導入するのか」を明確にすることが重要です。目的が曖昧なままだと、業務に合わない機能を選び、コストだけが膨らむケースもあります。
顧客対応品質の向上や管理業務の効率化など、目的によって選ぶべき機能は異なります。

導入目的適したシステム・機能例
架電効率を高めたいオートコール、プレディクティブコールなどのアウトバウンド型
問い合わせ対応を円滑にしたいIVR、ACD、ポップアップ、CRM連携などのインバウンド型
顧客対応の品質を上げたい通話録音、音声解析、AI要約、スクリプト共有機能
管理業務を効率化したいダッシュボード分析、レポート自動出力など

導入目的を明確にすれば、必要な機能が整理され、システム選定・導入計画を効率的に進めることができます。

ベンダーのサポート体制

CTIシステムの選定では、機能面だけでなく、ベンダーのサポート体制を重視することが欠かせません。導入時や運用中にトラブルが発生した際、迅速な対応があるかどうかで業務への影響が大きく変わります。

確認項目内容の例
サポート時間・曜日24時間365日対応か、営業時間内のみか
サポートチャネル電話、メール、チャット、オンラインサポートの有無
FAQ・ナレッジベース自己解決用の情報が充実しているか
専任担当者導入後も継続支援を行う担当がいるか
アップデート・保守無償で定期メンテナンスや更新が行われるか

サポートが充実していれば、導入移行がスムーズになり、運用中の障害対応も安心です。特に24時間対応や専任担当制など、サポート範囲の明確さが信頼性を左右します。

費用対効果の検討

CTIシステムの導入では、機能だけでなく費用対効果の検討が欠かせません。導入費用を抑えても、運用コストが高ければ長期的な負担になります。逆に、初期費用が高くても業務効率や生産性が大幅に向上すれば、十分な投資価値があります。

検討項目主な内容
コスト削減効果デジタル化による作業時間削減、ペーパーレス化、人件費削減
生産性・売上向上効果顧客満足度・リピート率向上、オペレーター効率改善、データ活用
付随的効果BCP対策の強化、テレワーク対応などの柔軟な働き方支援

重要なのは、コストと効果を定量的に比較し、自社に最も適したバランスを見極めることです。導入前にこれらを比較し、具体的な数値で効果を予測することで、費用対効果を明確に把握できます。

トライアルの活用

CTIシステムの導入では、トライアルを活用して実際の運用感を確かめることが重要です。カタログやデモだけでは分からない操作性や業務との適合性、既存システムとの連携などを実際に検証できます。

確認項目チェックすべきポイント
機能必要な機能が過不足なく搭載されているか
操作性オペレーターが直感的に使えるか
連携CRMやSFAとのデータ連携がスムーズか
サポート問い合わせ対応のスピードや品質は十分か

無料トライアルを活用すれば、導入後のギャップを防ぎ、失敗リスクを最小限に抑えられます。特に中小企業にとっては、コストを抑えつつ最適なシステムを見極める有効な手段です。

7.まとめ

この記事では、cti コールセンター導入の基本からメリット、選び方までを分かりやすく解説しました。

CTIは、電話とパソコンを連携させることで着信時に顧客情報を自動表示し、応対のスピードと品質を高める仕組みです。

自動音声応答(IVR)や着信分配(ACD)、CRM連携などを活用すれば、オペレーターの負担軽減と業務効率化が同時に進みます。

導入時は、目的の明確化・必要機能の整理・クラウドかオンプレかの選定・既存システムとの連携確認が重要です。

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